[Financial Express]シドニー、12月20日(BBC):ボンダイ銃撃事件が発生したオーストラリアの州は、「憎悪に満ちた」スローガンの取り締まりの一環として、「インティファーダを世界規模で展開する」というフレーズを禁止する計画だ。
ニューサウスウェールズ州(NSW)のクリス・ミンズ首相も、オーストラリアで約30年ぶりの最悪の銃撃事件となったボンダイ襲撃事件について王立委員会の設置を要請した。
先週日曜日、「イスラム国の思想」に動機づけられたとみられる銃撃者2人が、同国で最も象徴的なビーチで開かれていたユダヤ人の祭りに向けて発砲し、15人が死亡、数十人が負傷した。
オーストラリアの州政府と連邦政府は、この攻撃以来、過激主義に対抗するための一連の措置を発表している。
ミンズ知事は来週、州議会を召集し、より厳しいヘイトスピーチと銃規制法案を可決させる予定だ。また今週初めには、抗議活動に関する法律を強化し、大規模デモを抑制して「穏やかな夏」を促そうと示唆した。
首相は「インティファーダを世界規模で展開せよ」というスローガンをヘイトスピーチと分類しようとする考えを確認した。
親パレスチナ派の抗議者2人が水曜日、ロンドン中心部でのデモでインティファーダにかかわるスローガンを叫んだとして逮捕された。
インティファーダという用語は、1987年にイスラエルによるヨルダン川西岸地区とガザ地区の占領に対するパレスチナ人の蜂起の際に広く使われるようになった。
Bangladesh News/Financial Express 20251221
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/australian-state-plans-to-ban-intifada-chants-after-bondi-shooting-1766248233/?date=21-12-2025
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