[The Daily Star]ミメンシンのバルカ郡で騒乱が起こり、衣料品労働者が「宗教感情を傷つけた」との容疑で殴打されて死亡したが、RMG工場は、そのことを法執行機関に知らせるのに3時間もかかった。
被害者のディプ・チャンドラ・ダスさん(27歳)は、ウパジラのジャミルディア地区にあるセーター工場、パイオニア・ニットウェアーズ(BD)社で働いていたと、マイメンシン警察の副警視(管理・財務担当)アブドラ・アル・マムン氏が認めた。
工場当局は、緊張が木曜の午後5時ごろ始まったが、警察に通報されたのは約3時間後だったと述べた。
上級管理職のサキブ・マフムード氏によれば、労働者の一団がディプ氏が宗教について軽蔑的な発言をしたと非難したという。
同氏は、経営陣は事態の鎮静化を試み、怒りを鎮めるためにディプ氏の「偽の辞職」まで手配したが、「疑惑を裏付ける証拠が不足している」にもかかわらず、騒乱は続いたと述べた。
午後8時45分までに、労働者と地元住民の大群が工場に押し入り、ディプさんを警備室から引きずり出したという。
彼は殴られて死亡し、その後、遺体はダッカ・マイメンシン高速道路付近で木に吊るされて焼かれた。
一方、RAB-14の司令官ムハンマド・サムスザマン氏は、「状況が不安定になり、彼は工場から強制的に追い出された」と語った。
また捜査官らは、ディプ氏が宗教に関して不快な投稿をしたり発言したという証拠は発見していないと付け加えた。
この殺害事件を受けて、金曜日には既製服工場の労働者らが工場の外で抗議活動を行い、経営陣と政府双方に説明を求めるとともに、ディプさんの家族への補償を要求した。
Bangladesh News/The Daily Star 20251222
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/workers-murder-police-informed-3-hours-after-unrest-began-4063616
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