[Financial Express]クアラルンプール、12月26日(ロイター):マレーシアのパーム油先物は金曜日、2週間ぶりの高値で取引を終え、3週間ぶりに週間上昇を記録した。ライバルである大連油の好調が相場を押し上げた。
マレーシア証券取引所の3月渡しの指標パーム油先物は50リンギット(1.24%)上昇し、1トン当たり4,087リンギット(1,010.38ドル)となり、12月9日以来の高値で取引を終えた。この先物は今週4.66%上昇した。
クアラルンプールのトレーダーは、正午の休憩時点でリンギが0.17%上昇して4.0360リンギとなったにもかかわらず、市場は大連産原油の堅調さを追随して力強い上昇を示したと述べた。
大連で最も取引量が多かった大豆油先物は0.67%上昇し、パーム油先物は0.28%上昇した。シカゴ商品取引所(CBOT)の大豆油先物は、木曜日のクリスマス休暇明け、14時30分(GMT)に取引を再開する。
パーム油は、世界の植物油市場のシェアを競い合いながら、競合する食用油の価格動向を追っています。
ヤシの貿易通貨であるリンギットはドルに対して0.05%下落し、外貨を保有する買い手にとっては商品が若干安くなった。
米国がナイジェリアのイスラム国過激派に対して空爆を実施し、ベネズエラの原油への経済的圧力が高まったことを受け、投資家らが地政学的緊張の高まりによる供給リスクの可能性を検討したため、原油価格は安定していた。このセッションは参加者の少ないクリスマス後のセッションであった。
原油先物価格の上昇により、パーム油はバイオディーゼル原料としてより魅力的な選択肢となっている。一方、インドネシアの司法長官は、森林地帯で違法操業を行っているパーム油企業や鉱山労働者に対し、政府が2026年に85億ドルの罰金を課す可能性があると明らかにした。
Bangladesh News/Financial Express 20251227
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/malaysian-palm-oil-logs-weekly-gain-1766764936/?date=27-12-2025
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