国境を越えて爆発音が聞こえ、テクナフで恐怖が広がる

国境を越えて爆発音が聞こえ、テクナフで恐怖が広がる
[The Daily Star]土曜日の夜、コックスバザール県のウキヤ・テクナフ国境付近でミャンマーから大きな爆発音が連続して聞こえ、地元住民の間で不安が広がっている。

国境沿いに住む人々によると、午後11時ごろ、3〜4分間隔で数回の爆発があったという。

テクナフ地区ワイコン連合第2区議員のシラジュル・モスタファ氏は、爆発により周辺地域の家屋が揺れたと述べた。同氏によると、ミャンマー軍がマウンドー近郊の村々への空襲を再開した際、少なくとも3回の大きな爆発音が聞こえたという。

連絡を受けたバングラデシュ国境警備隊テクナフ第2大隊の司令官、アシクル・ラーマン中佐は、爆発はミャンマー側の国境で発生したと述べた。ラーマン中佐は、バングラデシュ側の国境の状況は依然として正常であり、国境警備隊員は警戒を続けていると述べた。

テクナフのロヒンギャ難民キャンプ26のモハマド・カラムさんは、ミャンマーの親族や知人の話を引用し、ミャンマーの戦闘機2機がマウンドー近郊のバリバザール村とナイトン村を激しく爆撃したと語った。

空爆後、アラカン軍は約250世帯のロヒンギャ族に移転を指示したと彼は語った。

2つの村から避難した多くの家族は他の地域の親戚のもとに避難しており、中には国境を越えてバングラデシュへ向かおうとしている人もいると彼は付け加えた。

アラカン軍は、昨年12月にミャンマー軍との激しい衝突を経て、現在ミャンマー・ラカイン州の17の町のうち14の町を支配している。


Bangladesh News/The Daily Star 20251229
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/fear-teknaf-blasts-heard-across-border-4067976