[The Daily Star]ムハマド・ユヌス主席顧問教授は昨日、来たる議会選挙を前に、国家サイバーセキュリティ庁に対し、あらゆる形態のサイバーセキュリティを確保するよう指示した。
同氏は「来たる選挙を中心に、情報技術能力を強化し、あらゆる種類のサイバー犯罪に厳しく対抗する必要がある」と述べた。
国家サイバーセキュリティ評議会の議長も務めるユヌス氏は、国家迎賓館ジャムナで同評議会の会合を主宰しながらこの指示を出したと、首席顧問の報道部門が伝えた。
同氏は、政府が幅広い国民サービスをオンラインプラットフォームに導入する動きを見せていることを指摘し、国内外ですでに多くのサービスがデジタルで提供されていると述べた。
彼は、サイバーセキュリティ機関を含む組織は、サイバーセキュリティ対策の一環として、ソフトウェアとハードウェアを定期的に更新する必要があると述べた。「さらに、これらのシステムに関連する人員もより効率的に運用する必要がある」と付け加えた。
郵政・電気通信・情報技術省の主席顧問特別補佐官ファイズ・アフマド・タイエブ氏は会議で、すでに35の機関が重要情報インフラストラクチャ(CII)として登録されていると報告し、さらに多くの機関をリストに追加することを提案した。
彼は、来たる選挙をめぐる噂や誤報、偽情報、その他のサイバー犯罪を防ぐために、国家サイバーセキュリティ庁とバングラデシュ電気通信規制委員会との連携の必要性を強調した。
バングラデシュ銀行総裁のアフサン・H・マンスール博士は、銀行部門のサイバーセキュリティをさらに強化するためのいくつかの措置がすでに講じられており、現在追加の取り組みが進行中であると述べた。
会議には、国家サイバーセキュリティ協議会の事務局長で国家サイバーセキュリティ庁長官のムハンマド・タイブル・ラーマン博士、法律・司法・議会問題顧問のアシフ・ナズルル博士、ICT部門長官のシシュ・ハイダル・チョウドリー氏、警察監察総監のバハルル・アラム氏、国家歳入委員会議長のムハンマド・アブドゥル・ラーマン・カーン氏などが出席した。
Bangladesh News/The Daily Star 20251229
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/strengthen-cyber-security-ahead-polls-4067996
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