2025年に職場の事故で1,190人が死亡

[The Daily Star]バングラデシュ労働安全衛生環境財団(OSHE)によると、2025年にはさまざまな分野で危険な労働環境により合計1,190人の労働者が死亡し、222人が負傷した。

同団体によると、2024年には労働者905人が死亡、218人が負傷した。

「この増加は職場の安全状況が悪化していることを示している」とOSHEは昨日ダッカ記者連合で開かれた記者会見で述べた。

同報告書は、全国紙や地方紙、電子メディアやオンラインメディア、労働組合ネットワーク、OSHE財団の検証済みの現場レベルの取り組みから収集したデータを使用して作成されたという。

2025年の職場における事故の大部分は非公式セクターで発生しました。分析によると、全体の事故の約84%は労働法の適用範囲外にある職場で発生しました。

この報告書は昨日、OSHEのプロジェクトコーディネーターであるマフムダ・スルタナ・スニグダ氏によって記者会見で発表された。

彼女は、統計分析により、平均して職場の事故10件中8件以上で死亡事故が発生しており、緊急救助システム、医療へのアクセス、予防的安全対策に深刻な構造的弱点があることを指摘した。

「事故後の被害制御への依存ではなく、予防メカニズムの欠如が、高い死亡率の背後にある主な理由であると特定されている」と彼女は述べた。

報告書によると、2025年の職場事故の大部分は非公式セクターで発生している。分析の結果、全事故の約84%が労働法の適用範囲外にある職場で発生しており、これが同国の職場安全システムにおける最も重大な構造的課題となっている。

スニグダ氏は「非公式労働部門を労働法の執行と社会保障の枠組みの下に置かなければ、職場の事故を大幅に減らすことはできないだろう」と語った。

部門別の分析では、2025年に職場事故の影響を最も受けるのは運輸労働者であり、次いで工業・製造業、サービス業、農業、インフラ・建設業の労働者となることが分かったと彼女は付け加えた。


Bangladesh News/The Daily Star 20251231
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/1190-killed-workplace-accidents-2025-4069521