グリーンランド危機はエネルギー安全保障への警鐘:EUエネルギー担当長官

[Financial Express]ブリュッセル 1月28日 (ロイター) - 欧州連合(EU)のエネルギー政策責任者は28日、ドナルド・トランプ米大統領によるグリーンランド併合の動きは、欧州各国政府にエネルギー安全保障強化を求める「警鐘」となっていると述べた。

欧州はロシアとの関係断絶を急ぐ中で、米国からの液化天然ガス(LNG)輸入を急増させている。しかし、トランプ大統領が何世紀にもわたってデンマーク領であった北極圏の島を接収しようとしていること、そして最近の関税導入の脅威により、一部の政府は米国のエネルギー供給に依存するリスクに対する懸念を強めている。

EUエネルギー委員のダン・ヨルゲンセン氏は、ロシアからの供給を減らす中で、EUが米国産ガスの輸入を増やしたことに感謝していると述べた。

「そうは言っても、グリーンランドをめぐる危機をきっかけとした地政学的な混乱が警鐘となったことも明らかだ」とヨルゲンセン氏はブリュッセルで記者団に語った。

「欧州各地のエネルギー大臣や国家元首らと話すと、ある依存を別の依存に置き換えるリスクがあるという懸念が高まっているという声が確かに聞こえてくる。私もその懸念を共有している。」

ヨルゲンセン氏は欧州委員会におけるデンマーク代表である。

長期的には、欧州はエネルギー供給全体に占めるガスの割合を減らし、地元で生産できる再生可能エネルギー源に置き換える計画だ。

「そして、自国で再生可能ではない部分については、できるだけ多様化する必要がある」とジョーゲンセン氏は語った。


Bangladesh News/Financial Express 20260129
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/greenland-crisis-a-wake-up-call-on-energy-security-eu-energy-chief-1769625164/?date=29-01-2026