電気普及率が低い郡

Haripur郡は、179村のうち、少なくとも136村には電気がまったく通っていない。

インドの国境と接しているremote郡は、地区本部から70km離れたところにある。そこは、電気、道路、医療、教育等の十分なインフラ施設が整っていない。

Haripur郡統計局の情報によると、郡の総面積は199.43平方kmで、14万7947人が住んでいる。小学校の数は102校で2万7444人が在籍している。また、中学校や大学、マドラサ(イスラム教の学校)の総数は64校で、在籍人数は1万5400人。102校の小学校のうち、87校は全く電気がなく、64の中学校、大学、マドラサのうち、15校は電気がない。

ほとんどの住民、特に学生は電力不足のために非常に苦しんでいる。

Haripur郡にあるTantipara村のHasbul Islamの娘Sadia Islamは、ランタンの光で高校卒業試験の勉強をしなければならず、試験勉強が難しいと語った。彼女の父親Hasibul Islamは、娘ともう一人の息子の勉強のために、毎月350Tkの灯油を購入しなければならないという。電気があればそこまでの費用は掛からないだろう、と彼は述べた。多くの村人が同様の問題を抱えている。

電気が通っていない郡の住人は、すぐに電気が供給されることを望んでいる。