【Prothom Alo】バングラデシュ経済特区庁(BEZA)はコックスバザール(Cox's Bazar)に3つの観光パークを設置し、20万人の雇用創出を目指す。
「世界中から来る観光客を歓迎するため、3つの観光パークを設置する計画を立てています。これらのパークは毎年20億ドル(2266億円)の経済活動を新たにもたらすと思われます」
BEZAのパバン・チョウドリー執行会長は26日、BSSに話した。
設置されるのはサブラング観光パーク、ナフ観光パーク、ショナディアエコ観光パークの3カ所だ。
パバン氏によれば、観光パークの開発により、バングラデシュは旅行・観光競争力ランキングで、2015年の127位から2桁台にまで順位を上げられるとという。
この一帯に観光パークを設置するため、土地や道路の開発、橋の建設作業を急いで進行させているとパバン氏。開発作業は2018年に完了する見込みだという。
サブラング観光パークは1027エーカーを有し、コックスバザール県で初の専有的な観光パークになるとパバン氏。
「素晴らしい丘陵や海岸地帯、多様で見事な美しさがあります。澄み切った空気、そびえ立つ丘陵、海とサンゴ礁があらゆる種類の観光やエンターテイメントの開発に好条件をもたらします」
「ホテルやエコ観光、レクレーション観光、ビジネス観光、スポーツ、エクストリームライド、ウォーター観光、教育や健康のための観光といった様々な種類の産業をパーク内で立ち上げることが可能です」
このパークは海辺を専有し、サンゴ礁でできた島セントマーティン島までシークルーズで30分という絶好の立地にある。テクナフ陸港からはわずか8キロメートルで、コックスバザール空港から車で2時間だ。
ナフ観光パークはナフ川の半ばにある、面積291エーカーの素晴らしい島で、バングラデシュの南部に位置する。丘陵や河川はこの島が世界クラスの観光地になるための完璧な条件を作り出している。
ダッカ(Dhaka)から450キロメートル、チッタゴン(Chittagong)市から185キロメートル離れているが、コックスバザール空港からはわずか60キロメートルだ。
施設には5つ星ホテルやつり橋、総延長9.5キロメートルのケーブルカー網、水上突堤、児童公園、エココテージ、海洋水族館、水上レストランなどが設置される。
同パークは直接間接を合わせて2万人の雇用を生み出すことが期待される。
パバン氏によれば、同パークの開発全体に約250億タカ(342億円)を投資する計画があるという。
ショナディアエコ観光パークの設置については、BEZAは複数の利害関係者と協議を行っている。
Bangladesh News/Prothom Alo Dec 26 2017
http://en.prothom-alo.com/economy/news/168540/3-tourist-parks-in-Cox-s-Bazar-to-create-200-000
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #観光 #開発
関連