[Financial Express]ムンバイ、3月10日(ロイター): 投資家らによると、インドは力強い成長見通しと出口環境の改善で新興市場における地位を固めているものの、通貨安と高税率が依然、プライベートエクイティ(PE)のリターンに対する主な制約となっている。
インドルピーは過去2年間でそれぞれ4.2%と2.4%下落し、2026年に入ってからこれまでに1.9%下落している。
「そして、投資から撤退する際には10~15%のキャピタルゲイン税が課せられ、これがリターンの上限となる。競合市場には必ずしも(こうした税負担が)ない」と、オルタナティブ資産運用会社57スターズのマネジングディレクター、アミット・チャンドラ氏は火曜日に開催されたインドベンチャー・オルタナティブキャピタル協会の会合で述べた。
これらの発言は、インドのPE市場における重要な懸念を浮き彫りにしている。世界の投資家は、より強力な運用会社、より豊富な案件パイプライン、そして特に新規株式公開(IPO)を通じたエグジットのためのより健全な市場を背景に、インドを新興市場における中核的な投資先と見なすようになっている。
しかし、インドでは他の市場と異なりレバレッジを通じてリターンを増やす機会が少ないため、インドを引き受ける外国の投資者は、ルピーからのリターンの着実な減少と出口で適用される税金を考慮する必要があるとチャンドラ氏は述べた。
インド中央銀行の規則は株式買収のための銀行融資を制限しており、また会社法では自社買収資金として対象会社の資産を使用することを制限している。
チャンドラ氏は、インドがPE資本のさらなる拡大を望むなら、税制が依然として極めて重要だと付け加えた。
一方、アクシアの副社長兼アジアPE責任者のロヒット・アガルワル氏は、「レバレッジが低いほど、インドの立場は良くなる」と述べた。
インドではレバレッジの利用が比較的少ないため、PE投資家にとっては良い面と悪い面の両方がある。つまり、借入による収益拡大の可能性が制限される一方で、金利や借り換え、そしてより広範なマクロ経済ショックの影響を受けにくい取引となる可能性がある。
Bangladesh News/Financial Express 20260311
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/currency-tax-risks-tempering-private-equity-optimism-in-india-investors-say-1773161766/?date=11-03-2026
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