[Financial Express]シンガポール、6月21日(ロイター):強力な磁石に使用される数種類のレアアースの中国から日本への輸出は5月にごくわずかだったことが土曜日に発表されたデータで明らかになり、台湾を巡る北京との外交紛争によって引き起こされた数カ月にわたる供給不足が続いている。
日本の希土類磁石メーカーは中国以外では世界最大規模を誇るが、他国と同様、主要な重希土類元素の中国からの輸入に大きく依存している。特殊合金やコーティングに使用されるジスプロシウム、テルビウム、イットリウムなどの希土類元素や、いくつかのニッチなマイナーメタルに対する輸出規制は、中国にとって最も効果的な外交手段の一つとなっている。
土曜日に発表された中国税関の5月のデータによると、テルビウムやジスプロシウム酸化物の日本への出荷は11月以降途絶えており、イットリウム酸化物の出荷も12月以降ごくわずかしか行われていない。
中国政府は2025年4月、重希土類元素およびそれらを含む磁石に対する輸出規制を導入した。1月には日本への輸出規制を公に強化し、翌月には大手企業を標的としてさらに2度規制を強化した。
高市早苗首相が11月に台湾について行った発言は、北京と東京間の外交関係の悪化を招いた。
輸出規制により一部の磁石の供給が滞り、日本では重希土類元素の新規供給源への投資が急増している。
ごく最近では、希土類磁石メーカーの信越化学工業が、2008年以来初となる新たな希土類精製施設の建設を計画していると発表した。
日本は中国以外では世界最大のチップ用金属ガリウム消費国でもある。5月には12月以来となる中国からの大規模な出荷があり、一時的に供給不足が緩和された。
中国の希土類磁石の輸出量は、ここ数カ月は過去最高水準に近い水準を維持していたが、5月は前月比35%減となり、前年同月以来の最低水準となった。
Bangladesh News/Financial Express 20260622
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/chinas-rare-earths-curbs-extend-pressure-on-supply-to-japan-1782061061/?date=22-06-2026
関連