平和維持軍に対するコンゴ民主共和国の攻撃を調査する国連

[The Daily Star]国連は、先月、コンゴ民主共和国で15人の国連平和維持軍を殺害し、43人を負傷させた攻撃の特別調査を開始した。

北キブ州のベニ地方での12月7日の攻撃は、コンゴ民主共和国の近年の歴史の中で、国連の平和維持部隊を標的にするのが最悪のものの一つであった。

国連声明によると、アントニオ・グテレス国連事務総長は、国連の平和維持活動に携わったロシア国民のドミトリー・ティトフ氏を任命し、特別調査を進め、その地域の平和維持軍に対する他の攻撃も調べるという。

「この特別調査では、15人のタンザニア平和維持軍が殺され、43人が負傷し、1人が行方不明になっているセムリキにおける12月7日の攻撃に焦点を当てる」と述べた。

国連は、北キブ地域で活動するいくつかの武装集団の1つである強硬派ウガンダ人ムスリムによって支配されている暗い集団である疑いのあるADF反乱軍によって、平和維持基地の襲撃が行われたと述べた。

国連の調査官は、攻撃を取り巻く状況を調査し、国連平和維持部隊の対応を評価し、そのような暴力を防止する方法を勧告すると、国連は述べた。

タンザニアの2人の軍人が今月末にコンゴ民主共和国に旅行する調査に参加する。

この攻撃は、1993年6月にソマリアのパキスタンの平和維持軍24名が死亡したため、1999年以来コンゴ民主共和国に配備された国連軍であるMONUSCOと国連軍に最悪の被害をもたらした。

コンゴ民主共和国の巨大東部地域は、暴力によって長い間苦しんできたが、2017年には政府兵と民兵組織の間の戦いや民族間の衝突が増えた。

ウガンダとルワンダに隣接する北キブ州では、ライバルの民族間の殺害や誘拐が特に増えている。

2014年10月以来、強硬派ADF(連合民主軍)は、キンシャサと国連によって、先週の攻撃が行われたベニ地方の700人以上の人々を殺害したと非難された。

ウガンダの国防省は12月下旬、コンゴ民主共和国のADFに対して空爆と砲撃を行い、コンゴ民兵との共同作業で100人以上の戦闘員を殺害したと述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20180107
http://www.thedailystar.net/backpage/un-investigate-dr-congo-attack-peacekeepers-1516018