3月22日、健康畜産局は、県内での狂犬病の広がりの抑制を目指し、県内7郡すべてで、犬のワクチン接種プログラムを開始した。 行政担当者は、目標を達成するため、県内で野良犬を含む合計1万6千頭の犬が予防接種を受けることになるだろうと述べた。 プログラムのコンサルタントであるソエル・ラナ博士は、狂犬病は動物から人間へ移る致死性ウィルスであると述べた。バングラデシュでは犬に噛まれた傷を治療しないことが多いため、毎年2千人が死亡している。 狂犬病はほとんどの場合、コウモリ、コヨーテ、キツネ、アライグマ、スカンクの唾液を介して移る。バングラデシュでは野良犬が狂犬病を移す最も可能性の高い動物である。ウイルスは牛、猫、フェレット、および馬でも見つかったと彼は付け加えた。 こういうことがあるのでと、コンサルタントは、脱力感、発熱、頭痛、不安、混乱、恐怖感のような症状が出る前にすべての感染者は遅滞なく医者へ行って適切な治療を取る、また狂犬病が生じた水を避けることなどを提案した。