ハシナ首相、農村経済を後押しする「一軒一養殖場プロジェクト」

昨日、シェイク·ハシナ首相は「Oneハウス、Oneファーム」(一軒一養殖場)プロジェクトを適切に実施するため、誠意を持って仕事するよう関係当局に指示した。

「私たちの目標はこのプロジェクトを通じて農村経済を強くすることです」
首相は、ダッカの首相官邸で行われたプロジェクトの諮問評議会会議で語った。

会議後、AKM・シャミム・チョードゥリー首相報道官が記者会見をした。

ハシナ首相は、彼女の党の政治目標は貧しい人々の発展を助け、自立させ、貧富の格差を是正することだと述べた。

「‘一軒一養殖場’プロジェクトのもと販売されている農村地域の生産物は、プロジェクトの実施を通じて、自立する方向へ変わっていく」と首相は述べる。

プロジェクトの受益者は、養鶏や魚の養殖を通して十分な栄養を得ている。プロジェクトは人々を下層階級から中流階級に引き上げることを支援していると首相は会議で述べた。

「このプロジェクトはすぐ、国の社会経済の発展に有益な貢献をするだろう 」と首相は述べた。

会議では実施の進捗状況を見直し、集中的な監視を継続することを決めた。

これまでのところ県や郡レベルの約274の協同組合ベースの市場が成長センターから離れ、受益者の生産物を販売するため設置されたと報告があった。

会議ではこのような市場を増やすため、継続して努力することの必要性を強調した。

プロジェクトの実施を成功させるため‘Palli Sanchay銀行’が設置され、ユニオン(20~30の自然村から構成される最少行政単位)や区(ユニオン内の選挙区)から独立した4万527の自然村が、プロジェクトネットワークに入った。

プロジェクトの影響を及ぼすため設置された200億Tkの永久資金は、60%が女性の220万受益者世帯の積極的な参加とともに、政府のマイルストーンとなっている。

プロジェクトメンバーの年間収入は、所得創出活動を通じて1万921Tk増加した。

プロジェクトの実施とともに低所得世帯の数は実施区域内で徐々に減少し、自立世帯が増えている。