日本の神戸製鋼グループは、ブランド名コベルコの下現地企業との提携し、バングラデシュの溶接市場に進出してきた。
神戸製鋼は地元市場で製品を販売するため、チッタゴンに基盤を置くTSIマリンに溶接製品を供給する。
バングラデシュの溶接製品の需要はおよそ年7万トン程度だ。
2企業間だけの販売代理店契約は2月20日にシンガポールで締結され、それは土曜日にチッタゴンにおけるプログラムで発表された。
TSIマリン株式会社サイード・Samiul・Huq取締役と、コベルコ溶接アジア太平洋PTE株式会社のヒロユキ・ネゴロセールス・マーケティングマネージャは、それぞれの会社を代表して契約を締結した。
「当面の間私たちはバングラデシュの様々な分野で広く使われる溶接製品を供給します。しかし私たちの目標は高成長を遂げているこの場所で造船産業を興し、確固たる地位を築くことです」
神戸製鋼グループのコベルコ溶インド民間株式会社のシンイチ・タナカマネージングディレクターは述べている。
徐々に彼らは、古くからある製品より長く持続する高性能な溶接素材を導入するだろう。
「一般的に使用される製品は溶接により多くの時間がかかります。従来の製品の溶接作業を終わらせるまで4時間かかるとしたら、欠陥のない私たちの製品は1時間で終了します」
初年度、彼らはバングラデシュで溶接製品を100トン売ることを目標にしている。グループのシンガポール支社は、バングラデシュの代理店に製品を供給する。
「私たちは地元市場の反応を見た後、次の戦略を設定するつもりです」
タナカマネージングディレクターは述べる。
「さらに私たちは近い将来ここに投資するか、工場を設定するだろう。しかしそれは市場の反応を見てからです。私たちはインドやシンガポール、タイ、マレーシアに溶接素材の製造工場を持っています」
タナカマネージングディレクターは付け加えた。
1905年に設立された神戸製鋼は、年の売上高約160億ドルの、日本で三番目に大きい鉄鋼メーカーだ。グループは世界中で3万6千人の人々を雇用している。
グループの売上高のうち40%は鉄鋼事業、5%が溶接素材、残りは建築素材を含んだ他の部署が占める。
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