【Prothom Alo】AMA・ムヒト財務相はミャンマー政府が約束を守らないと、ロヒンギャ送還への疑念を表明した。UNB報告。
「彼らは約束を守っていません」
英国の援助機関DFID代表団と会談した後、ミャンマー政府への不信感を口にした。
ムヒト氏と代表団は主にロヒンギャ送還に関する問題を話し合った。
代表団はロヒンギャ問題に関するバングラデシュ首相の措置を称賛したという。
「代表団はミャンマーも訪問したかったのですが、当局にラカイン州に入ることを拒まれました」
代表団はコックス・バザールのロヒンギャ・キャンプを訪問する予定だという。
「政府はロヒンギャを社会復帰させるため、ノアカリ県の島、バサンチャールへ移住させる計画を立てました。およそ30万人はそこで避難所に入れるでしょう。私たちは100万人ものロヒンギャ全体の世話をすることはできません」
このための予算措置は内閣府から財務省へ送られ、次年度予算で割り当てられる。
「ですが、予算準備の段階でどれくらいの予算が具体的に割り当てられるか、言うことはできません」
災害対策省がこのバサンチャールプロジェクトを実施するという。地元のバングラシュ人住民は移住したロヒンギャたちと一緒にそこで暮らすことになる。
中国とロシアを除く世界全体がバングラデシュを支援してくれる。だが、ミャンマーがバングラデシュとの約束を実行しない限り、すぐにロヒンギャ問題は解決しないだろうとムヒト氏は話した。
一方、ヒンドゥーコミュニティ代表団がマシウル・ラーマン宗教相と共にムヒト財務相と会談した。
代表団の要請に従い、次年度予算ではヒンドゥーコミュニティの福祉に10億タカ(12.8億円)を割当てる。
会談後、ムヒト氏は話した。
これは政府の承認を得た福祉プロジェクトに使われるという。予算は政府のヒンドゥー福祉基金の下、これまでの割当て10億タカに追加されるものだとムヒト氏は話した。
Bangladesh News/Prothom Alo Mar 6 2018
http://en.prothomalo.com/bangladesh/news/172149/Myanmar-not-implementing-deal-with-Bangladesh
翻訳:吉本
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