世界経済は2018年に7年間で最強の成長を見込む

世界経済は2018年に7年間で最強の成長を見込む
[Financial Express]【パリ13日ロイター】世界貿易機関(OECD)は、貿易戦争が改善見通しを脅かす可能性があると警告したうえで、貿易・投資の回復のおかげで、2018年に世界経済は7年ぶりの伸びを見せている。

経済協力開発機構(OECD)は、G20諸国の経済見通しを更新し、2018年と2019年の世界全体の成長予測を前年の3.6%から3.9%に引き上げた。

声明は、米国の減税が世界最大の経済を押し上げるだろうという期待に一部起因していると指摘した。

OECDのチーフエコノミスト、アルヴェロペレイラは、ロイター通信に対し、「今後数年間、より強い経済が発言できると思う」と述べた。 「過去10年間に見たよりも、通常の状況に戻っている」

世界的な事業投資の回復は今年5%程度の世界貿易の成長を維持するとOECDは予測している。

しかし、世界経済は、トランプ政権が鉄鋼とアルミニウムの輸入関税を打ち負かした後、貿易緊張の勃発に脆弱であったと述べた。

ペレイラ氏は、「これは明らかに回復を脅かす可能性がある。確かに、これは重大なリスクであると確信しているため、かなり有害であるため、実現しないことを願う」と述べた。

OECDは、米国経済が今年2.9%、2019年に2.8%成長すると見込んでおり、減税は両年とも0.5-0.75%ポイントの見通しを示している。

ペレイラ氏によると、今年の連邦準備制度理事会(FRB)は、インフレの兆候を受けて、今年4倍の利上げを余儀なくされる可能性が高い。これまでにOECDは今年の3回のハイキングで充分だと見込んでいた。

他の堅調な経済の中で、フランスとドイツのより強い成長は、ユーロ圏拡大の見通しを今年は2.3%、2019年は2.1%に引き上げた。これまでOECDは2.1%と1.9%を予想していた。

ドイツの連立協定の財政緩和は、ユーロ圏最大経済の今年(0.1%ポイント)2.4%、2019年(2.2%)の成長率を上回った。

エマニュエル・マクロン大統領の社会福祉、税制、労働市場の改革は、11年ぶりの高水準(0.4%)、2019年(0.2%)の1.9%へと成長を見込んでいる。

しかし、世界的な景気の回復が見込まれることから、11月の1.2%予想から上昇したものの、今年のG20諸国の成長率はわずか1.3%にとどまっている。

来年のEUの脱退による英国の経済成長率は、OECDの11月の見通しと変わらず、2019年には1.1%に緩和した。


Bangladesh News/Financial Express 20180314
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/global-economy-to-see-strongest-growth-in-seven-years-in-2018-1520966186/?date=14-03-2018