[The Daily Star]ドイツの投資家に対する信頼感は、4月の2012年以来の最低水準に転落した。主要な調査では、欧州のトップ経済に重大な懸念と貿易緊張が加わったため、
ZEW経済研究所の毎月のバロメーターは、先月の5.1ポイントから急落して-8.2ポイントとなり、ドイツの堅調な経済が減速に向かう可能性があるという懸念が高まった。
「この予想の落ち込みの理由は、主に米国との国際貿易紛争とシリア戦争の現状に見られる」とZEWチーフのアキム・ワンバッハ氏は声明で述べた。投資家の士気の下落は予想より悪く、ファクトセットのアナリストは-1.5ポイントの読書を予想していた。
約200人のアナリストと投資家を対象にした月次ZEWの調査では、ドイツの現在の経済状況と来月の見通しの両方が悪化していることが示された。
欧州連合(EU)を辞退するという英国のショック投票の直後、財務担当者の間で最後の赤信号への自信は、2016年7月にあった。ユーロ圏の債務危機が2012年11月にZEW指数を-15.7ポイントまで下げたため、4月の読値も最悪だった。
ドナルド・トランプ米大統領が、数十億ドル相当の中国輸入品に対する罰金刑を脅かし、北京からの誓いを喚起したうえで、世界のトップ2経済圏間の貿易戦争への懸念を払拭した。
キャピタル・エコノミクスのアナリスト、ジェシカ・ハインズは、「保護主義のレトリックの上昇は、ドイツの輸出志向の企業を懸念していた」と述べた。
しかし、ドイツの「失望している公式データ」が悲観的な気持ちであるとの批判も出ており、今年の初めにヨーロッパの大国が勢いを失ったことを示唆した。
Bangladesh News/The Daily Star 20180418
http://www.thedailystar.net/business/german-investor-confidence-hits-5-year-low-1563925
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