高収量品種が増加したおかけで、アマン米の生産高は初めて約1350万トンにまで上昇した。バングラデシュ統計局の関係者が述べた。
BBSの予備データによると、農家は昨シーズン、モンスーン時期の穀物、アマン米の栽培面積を、553万ヘクタールから559万ヘクタールへと増やした。
アマン米は毎年の米の生産量の38%を占める。
アマン米生産が2.93%の増加したため、今会計年度の米総生産高は1570万トンに達した。
前年比1.63%増加した総生産高は、農業普及局(DAE)の目標1600万トンをわずかに下回った。
DAEはアウス(AUS)シーズンに247.5万トン、アマンシーズンに1350万トン、そしてボロシーズンに1900万トンの米を確保しようと試みている。
しかし農業関係者や種子販売業者は、多くの農家が小麦やジャガイモのような他の穀物に切り替えたことで栽培面積が減少したため、ボロの生産目標は達成されないかもしれないという。
DAEによると、農家はボロ苗の栽培面積を、昨シーズンの484万ヘクタールから468.5万ヘクタールへと減少させた。
最新の作付面積は2008-09会計年度以来、最も少ない。
DAE高官はボロ米の生産目標の達成について不確実性があると述べた。また多くの農家が鉄砲水に直面している北東部のハオール(haor)地域で米の収穫が始まった。
ハオール地域では半分の穀物が収穫されたが、水没のため作物被害の恐れがあると関係者。
米国農務省は今月初め、バングラデシュの今シーズンのボロ米の総生産高は1860万トンだと予測した。
バングラデシュ国民が消費するため、1年で3500万トン以上の米が必要であると米国農務省は言う。
The Daily Star April 25 2016
http://www.thedailystar.net/business/aman-rice-output-hits-new-high-1214182
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