廃棄物を減らすために

既製服(RMG)工場の廃水処理プラントから出る排水や汚泥を軽減する移動研究室が、昨日ダッカで開所した。

研究室ではサンプリングや測定機器、付属品を装備し、RMG工場の洗浄、染色、仕上げ施設でテストやサンプリングサービスを提供する。

移動研究室の鍵は在ダッカドイツ大使館の副大使フェルディナント・フォン・ウェイへ(Ferdinand von Weyhe)博士から、テュフズード(TUV SUD)バングラデシュのブラティン ロイ(Bratin Roy)副社長に手渡された。

テュフズードバングラデシュは認証や試験、監査、検査、訓練を行う有数の機関であるテュフズードグループの子会社だ。

フォン・ウェイへ(von Weyhe)博士は、欧州の消費者は、既製服がバングラデシュで生産されるときの"環境の状態"について気にかけていると述べた。

この移動研究室助けを借りて、さらに水質改善のための科学的根拠を提供していけば、廃水は制御することができる。環境への投資は報われる。私はRMGの工場の隣で子どもたちがきれいな水の中で泳ぐことができるその日を楽しみにしていますとウェイへ氏(Weyhe)。

移動研究施設は用地内でのサンプリング、試験、工場の目盛り測定、環境パラメータの監視を提供するとプレスリリースは述べている。

この情報を利用することで、ダッカの工場は法律により必要とされるETP(排水処理工場)の適合性を向上させることができる。この国際基準サービスは、バングラデシュのすべての織物工場で利用できる。


The Daily Star April 19 2016
http://www.thedailystar.net/city/mobile-lab-test-etp-waste-dhaka-garment-factories-1211017