ノーベル賞受賞者ムハマド・ユヌス教授が、オランダのユトレヒトで欧州ソーシャルビジネスフォーラム(SBF)を開催した。
このフォーラムは欧州ソーシャルビジネスコミュニティの年次集会として開催された。
フォーラムは政府機関や起業家、市民社会にソーシャル・ビジネスの促進、協力を広める働きを担っている。
第一回フォーラムはドイツで開催され、スウェーデン、ノルウェーと続いた。今年のフォーラムは欧州近隣諸国を含めた27ヶ国から、50人を超える参加者が集まった。
フォーラムではソーシャル・ビジネスの起業家が直面する資金問題について議論をする。
またソーシャルビジネスのシステムや制度上の変化にも焦点を当てる。これらの議題は8つの分科会で議論された。
ダノングループのフランク・リブー会長やエマニュエル・フェイバー経営最高責任者(CEO)、ユヌス教授は、“ソーシャルビジネスの現在と未来”というパネルディスカッションに参加した。
フォーラムの一環としてユヌス氏は、ルイスハートルーパーコンプレックスで、ソーシャル・ビジネスに関心を持つ観客に対して演説を行った。
フォーラムの中で第7回ソーシャルビジネスデーは7月28―29日にバングラデシュのダッカで、ソーシャルビジネス会議はフランスのパリで開催されることが発表された。
The Daily Star April 17 2016
http://www.thedailystar.net/business/yunus-opens-european-social-business-forum-1209907
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