バングラディシュの貿易赤字は、輸入成長鈍化のため、今年度の最初の8ヶ月
で0.25パーセント縮小した。
バングラデシュ銀行国際収支データによると、昨年7月と今年2月の貿易赤字は40.5億ドルで、一年前の40.6億ドルとは対照的だった。
2015-16会計年度最初の8ヵ月で、輸出は7.18%、輸入は6.44%拡大し、貿易赤字をわずかに減らした。
輸入成長が遅い原因は、投資意欲の不足である。
関税データによると、期間中、主要な機械輸入は7.49%減少した。
工業生産に使われる大部分の中間商品の輸入にも減少が見られた。
一方で鉄鋼、他の基幹金属、天然繊維、糸、織物の輸入は増加した。
牛乳輸入19.11%減、砂糖輸入7.08%減、米の輸入は72.04%急落した。
貿易赤字を減らした一方、国際収支の黒字は期間中、およそ42%に広がった。
7月から2月期、海外直接投資額は昨年の14・5億ドルから27.19%増加させた。
残額がすべて増加したため、外貨準備高も増えた。
4月12日、外貨準備高は昨年より23.46%増加し、286.7億ドルになった。この蓄えは7.84ヶ月分の輸入手形を引き受けられる。
The Daily Star April 17 2016
http://www.thedailystar.net/business/trade-deficit-narrows-imports-slow-1209970
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