昨日の午後、チッタゴンで行われた100年以上の歴史を持つレスリング競技会ジャバラ ボリ ケラ(Jabbarer Boli Khela)で、シャムス・ボリ(Shamshu Boli)選手がタイトルをつかみとった。
コックスバザール県ウキヒア(Ukhia)出身のレスラーであるシャムス選手にとって、3回目の挑戦で初めてのタイトルだ。
戦いは30分以上続いた。だがどちらの選手も相手の背中を地面につけることができなかった。30分以内に決着がつかなかったためレフェリーは、彼らの戦術を比較することによって勝者を宣言することにした。
レフェリーはシャムス選手の手を挙げた。
「チッタゴンで最も大きなレスリング・チャンピオンシップに勝てたことで、私の夢は実現しました」とシャムス選手。材木商を本職とするシャムス選手は、レスリングは彼の情熱そのものであり、これからも試合にも参加したいと言う。
チャンピオンは2万Tk、準優勝者は1万5千Tkの賞金を受けとった。37人の予選通過者は各々1千Tkを受けとった。
試合は2つのセッションで開催された。まず参加した96人が予選で戦い、37人の勝者と数人の失格者をだした。2つ目のセッションでは決勝と準決勝が行われた。
トーナメントは若者に反英闘争を掻き立て、体力をつけるため、ベンガル年の1316年(西暦1909年)に開始された。名前はチッタゴンバダーパチ(Badarpati)の金持ちビジネスマンだった、アブドゥル・ジャバー・ソウダガー(Abdul Jabbar Sowdagor)氏がつけた。
スポーツカレンダーに乗るくらい有名になったことで、多くのレスラーが数千人の観客の前で戦った。
The Daily Star April 26 2016
http://www.thedailystar.net/sports/shamshu-ends-didars-reign-1214611
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