[Financial Express][マニラ6日ロイター]中国の鉄鋼メーカーは、アフリカと南米で新たな輸出先を模索している。東南アジア最大の海外バイヤー向け出荷台数は2桁台落し、米国の貿易勢力が一部の市場を完全に奪うと脅している。
世界最大のメーカー、消費者、鉄鋼輸出国である中国は、輸出の選択肢が少なくなっている。ワシントンは、先週、米国(カナダ)、メキシコ、欧州連合(EU)の大手鉄鋼輸出業者に対し、報復措置を促す大きな関税を課した。
3月にワシントンで発足した世界的な関税率は、主に中国の鉄鋼輸入を抑制することを目的としていたが、米国の鉄鋼メーカーは米国に上陸する前に他の国を経由しているとも考えている。
先月、米国商務省は、中国に由来する鉄鋼製品の輸入関税を、中国に続いて韓国の後に中国の第2輸出市場に、そしてベトナムで倉庫を所有する中国の工場の主要な販売店に押しつけた。
ベトナムの鉄鋼会社は、米国への貨物輸送に罰金を科すことを避けるため、中国からの金属の購入を中止する可能性が高いと述べた。
英国の鉄鋼コンサルタントであるMEPSインターナショナル社のアナリスト、クリス・ジャクソン氏は、「中国の生産者の輸出機会は、世界の多くの地域にある既存の貿易法によって、ますます限定的になっていることがますます明らかになっている。
中国の鉄鋼輸出は4月に8ヶ月ぶりの高水準を記録したが、第1四半期の出荷は20%減少したが、価格はわずか2.5%下落した。
ベトナムや韓国を含む中国の主要市場への出荷は、ロシアなど他のサプライヤーとの競争が激化していることを反映して、昨年から2桁台下落した。
Bangladesh News/Financial Express 20180607
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/china-steel-exporters-eye-new-buyers-in-africa-s-america-1528300581/?date=07-06-2018
関連