ムルシガンジ(Munshiganj)に635メガワットを発電する石炭火力発電所をに建設するため、昨日、オリオン・グループは電力開発庁(PDB)との合意に署名した。
発電所はおよそ9億ドル、700億Tkで建設し、45ヵ月で商業生産を開始すると当局は述べた。
電力開発庁のザフルル(Zahurul)・ホク長官とオリオン・グループのサルマン・カリム社長は、電力購入とプロジェクト実施の合意書に署名した。
「私たちは最終期限より前に、また政府の保有権の範囲内でプロジェクトを実施できると見込んでいます」
オリオン・グループのオバイドゥル・カリム会長が調印式で述べた。
カリム会長は石炭火力発電が環境に有害であるという一般的な懸念があるという。
「私たちはほとんど環境を汚染しない最高水準の科学技術を使用するので、それについて心配する必要はありません」
大部分の先進諸国は石炭火力発電所から50%~70%の電力を得ており、こういった発電所なしでは2021年までに目標としている2万5千MWの電気を作ることは難しいと会長は述べた。
オリオン・パワーは、PDBとバングラデシュ送電会社に、キロワットあたり6.69Tkで電気を売る。
だが国際市場で石炭価格が落ちれば、価格はキロワットあたり6~5.86Tkへ下がる可能性がある。
ポーランドでは石炭火力発電で電気の98%を生み出している。
「私たちは石炭火力発電で、少なくとも50%の電力を賄いたい」
モノウォー(Monowar)・イスラム秘書官は調印式で述べた。
工業化と経済発展のために、持続可能な発電にとって代わるものはない。
The Daily Star 22 Apr 2016
http://www.thedailystar.net/business/orion-set-635mw-coal-power-plant-1212715
関連