地方政府管理局(LGRD)関係者によれば、政府はダッカの2自治体に近隣の16ユニオンを合併し、面積を2倍以上に拡大するという。
月曜日に開催される国家行政改革実行委員会(NICAR)の会合で提案され、事務局の承認を受ける見通しだ。
近隣ユニオンの住人により快適な都市環境を提供する一環として、政府は北ダッカ市自治体(DNCC)と南ダッカ市自治体(DNCC)にそれぞれ8ユニオン合併させることを計画している。
市自治体職員によると、現時点での面積は北ダッカが82.63平方キロメートル、南ダッカが45平方キロの、合計127.63平方キロメートルだ。
合併提案がNICARの承認を受ければ北ダッカに114.58平方キロメートル、南ダッカに64.17平方キロメートル、合計178.75平方キロメートルが両自治体に加えられる。
LGRDの提案内容ではベライド、バッダ、バタラ、サタークル、ホリランプール、ウッターカン、ダッキンカン、ドゥムニは北ダッカに、シャンプール、マツライ、デムラ、ダニア、サルリア、ダッキンガオン、ナシラバド、マンダは南ダッカに加えられる予定だ。
上記16ユニオンの住民の多数は合併を歓迎しており、ダッカ市内と同様の都市環境が利用可能になることを期待している。
「道には街灯がなく、夜道を歩くときは道沿いの家にある屋外灯が頼りです。私たちにとって最も大きな問題の一つです」
南ダッカのモティジェールからわずか数キロに位置するマンダユニオンで暮らす、元バングラデシュ銀行の共同責任者だったアブ・ジャファルさんはいう。
マンダ同様、他の15のユニオンも都市環境の整備が行き届いていない。
2011年11月29日、アワミ連盟政府は住民により良いサービスを提供するためダッカを分割。その結果56区からなる北ダッカと、36区からなる南ダッカが生まれた。
近隣ユニオンにも大規模住宅や商業施設、工場、病院や教育施設は作られてはいるが、ごみ処理や街灯の設置、道路の舗装などに手を回す余裕がない。
The Daily Star May 07 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/govt-double-size-dhaka-city-area-1219972
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