政府は、バングラデシュ東部への電力供給を改善するため、世界銀行と6億ドルの融資契約を締結した。
世界銀行は、「地方送配電プロジェクト(T&D)」が農村に住む2500万人が電気を得る手助けになると述べる。
プロジェクトは、ダッカ、チッタゴン、シレット区の農村部のシステム損失を低減し電力ネットワークの容量を向上させ、既存のものをアップグレードながら新しいラインと変電所の建設を支援するだろう。
ローンは10年の据置期間を含む40年満期で、0.75パーセントのサービス料がかかる。
6月19日、経済関係部局秘書官と世界銀行の長官代理が契約を締結した。
長官代理はプロジェクトが経済活動を強化し、農村部の貧困削減に貢献すると述べる。
「経済成長と繁栄を促進するエネルギーの入手は、収入や支出、教育にプラスの影響を持っている」と語った。
世界銀行によると、現在バングラディッシュの農村部に住む42パーセントの人だけが、電気を使うことができる。
政府は、電気が普遍的に使えることを目指している。
世界銀行は、プロジェクトが農村部の配電網の技術的な損失を低減し、消費者に届くエネルギーを増やし、農村部に住む2500万人に電気を提供するのだと述べる。
「それは農村部の通信システム容量を増やし、供給システムを充実させ、追加の電力を流通させ、消費者が利用できる電力を増やすことに貢献するだろう」
秘書官は、プロジェクトは電力供給ネットワークを強化し、電力システムの効率を向上させるために政府の手助けとなるだろうと歓迎の意を示す。
世界銀行は、バングラデシュの農村電化プログラムは「世界で最も成功したプログラムの一つ」として世界に認知されていると述べる。
しかし、長年にわたり通信、流通ネットワークには無理がかかってる。
このプロジェクトは、ネットワークをアップグレードするだけでなく、農村部への電力サービス能力を増強することを提供する。
バングラデシュ農村電化会(BREB)とバングラデシュの電力網会社(PGCB)が、プロジェクトを実施していく。
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