2016年アガ カーン(Aga Khan)賞建築部門で最終選考に残った19プロジェクトが告知された。これらは14ヶ国からノミネートされた348プロジェクトの中から、審査員団選考を勝ち残ったものだ。第13回の開催となる今回は賞金100万ドルが与えられる。 ダッカのバイト ウル ロウフ礼拝堂(Bait Ur Rouf Mosque)とガイバンダの友好センターも選考に残っている。 選考に残った19プロジェクトでは現在、設計士や環境保全専門家、技術者による厳しいレビューが進行中だ。プロジェクト現場を直接訪れたレビュアーによって評価される。彼らのレビュー報告が審査団による最終選考の基準となる。 アガ カーン賞建築部門は他の建築系の賞と異なっている。同賞はスラムの改修から高層建築に至るまで、建築物として優れているだけではなく、生活の質を向上させる建築プロジェクトを選定している。過去40年にわたり一貫して、建築による人類のニーズや憧れを実現したプロジェクトを表彰してきた。また設計士だけではなく、個々の自治体や建築業者、依頼者、職人、技術者など、プロジェクト実施で重要な役割を果たした人々にも褒章を出すのがこの賞の特徴だ。39年前の設立以来、9000余りのプロジェクトがノミネートされ、110余りのプロジェクトが受賞した。 Prothom Alo May 19 2016 http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/105159/2-Bangladeshi-projects-shortlisted-for-Aga-KhanFriendship Centre near Gaibandha town
