【Financial Express】日本は昨年、アジア第2位のODA受領国バングラデシュに過去最高額の対外援助を提供した。
バングラデシュ最大の二国間開発パートナーである日本は、昨年度(2017年4月ー18年3月)、1525億円(15.4億ドル)の資金援助を行った。
2017年3月までの前年度のODA貸付金は472億円で223%増加した。
昨年度、日本の援助機関JICA(国際協力機構)から最も多くのODAを受取った国はインドだった。
「作年度、日本からのODAは過去最高を記録しました。バングラデシュは世界中のJICA受益国の中で第3位となっています」
経済関係局の局長補佐は話した。
バングラデシュへの援助額は初めて1525億円になった。JICAの資金援助を受けて複数の巨大プロジェクトが計画され、バングラデシュへの投資は新たな高まりを見せている。経済関係局のカジ・ショヒクル・アザム局長はFE紙に話した。
JAICAから1525億円の資金援助を受けたことで、バングラデシュはインド、フィリピンに次ぐ、第3位のODA受領国になったという。
JICAによると、4月17日から2018年3月までのインドへのパイプラインODA額は1兆5343.9億円、フィリピンは5575億円、バングラデシュは5325.7億円だった。以下、ベトナムとインドネシアと続く。
JICAのバングラデシュへのODAパッケージ支出は過去6年間で急増している。
2012年度は336.44億円、2013年度は383.7億円、2014年度は441.6億円、2015年度は609.9億円、2016年度は471.5億円、2017年度は1524.5億円の援助を行った。
JICAはMRT(メトロレール)6号線、マタバリの1200メガワットの超超臨界石炭火力発電所、第2カンクプール橋、第2メグナ&グムティ橋の建設、西方バングラデシュ橋の改良など、バングラデシュの複数の大規模プロジェクトに投資している。
現在、政府はJICAの資金援助を受け、33の開発プロジェクトを実施する。
JICAはこれまで33の進行中のプロジェクトに、1兆52億8千万円を提供している。
Bangladesh News/Financial Express Aug 26 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/country-received-record-oda-from-japan-last-year-1535255596
翻訳:吉本
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