投資を求めるバングラデシュ

投資を求めるバングラデシュ
バングラデシュは中国を始め、他のアジア太平洋地域の投資家にとり、最も有益な投資先としてあらゆる要素を備えている。一方で他の新興国ではビジネスに費用が掛かるようになってきた。

外国人投資家たちはバングラデシュの見込みある雰囲気やマクロ経済の安定性、人口ボーナス期、国内市場拡大の恩恵を受けている。議員や企業経営者は香港で行われた“バングラデシュ投資サミットアジア”で語った。

「バングラデシュはかつて無いほど、外国から才能のある人や技術、投資を受け入れる用意ができています。そして投資に飢えています。我々はあなた方やあなた方の持つアイデア、革新性、事業に対してオープンです」
AMA ムヒト財務大臣は講演でそう語り、2041年までに先進国の仲間入りを遂げることを誓った。

首相のエネルギー鉱物資源問題顧問トウフィク エ エラヒ チョードリー(Tawfiq-e-Elahi Chowdhury)氏は次のように語る。
「バングラデシュとはこれから展開する物語です。私たちの仲間になってください。お互い富を得られるでしょう」
「電力業界にはまだ限りない投資の余地があります。2041年までに4万6千メガワットの発電を可能とするために、150億ドルの投資が必要なのです」

スタンダードチャータード銀行のアジャイ カンワル(Ajay Kanwal)東南・南アジア地域最高経営責任者(CEO)は、外国人投資家たちにとり、見返りの良さや資本の安全性、配当金もしくは資本の本国送還が大きな問題点となるという。
「かつてバングラデシュで投資を行った経験からすると、バングラデシュはこれらの条件を満たしていると言えるでしょう」とカンワル氏。

ジュナイト アーメド パラク(Zunaid Ahmed Palak)情報通信担当国務大臣は、かつて"惨劇の物語"として取り上げられていバングラデシュは、近年の6%を超える安定成長や人口ボーナス期、デジタルバングラデシュ構想でイメージは払拭されたという。そして国内12ヶ所のハイテクパーク設立計画に言及した。ハイテクパークでは投資家は完全な資本送還を受けることができ、税制優遇政策も取られる。

The Daily Star May 24 2016
http://www.thedailystar.net/business/country-ready-and-hungry-investment-1228150