危険な食品との闘い

政府はラマダン月に先んじて、移動裁判による食料粗悪化取り締まり強化と、取り締まり検査の標準化を決定した。

食糧省のAM バドゥルドーザ(AM Badruddoza)大臣補佐とバングラデシュ食糧安全委員会(BFSA)のムスタク ハッサン ムド イフテカール(Mustak Hassan Md Iftekhar)委員長は昨日、ダッカのBFSA事務所で行われた利害関係者との会合後にコメントを出した。

「賞味期限切れの食べ物や腐った魚を販売しているような場合には、それを証明するための科学試験は必要ありません。(移動裁判を指揮する)判事たちは用心深く任務に当たります」
バドゥルドーザ大臣補佐は昨日の会合で移動裁判の実施を擁護した。

市内の企業やバングラデシュ標準試験委員会(BSTI)、ダッカ上下水道公社(WASA)によって試験基準に"相違点"があるという参加者からの指摘に対し、イフテカール委員長はこの事実を認めた。

会合では1ヶ月以内に食糧省から関係省庁や公共機関に文書を送り、"食品安全デスク"の設置を要請し、"より良い調整"を目指していくことが決まった。

会合には市内企業やBSTI、WASA、農業普及局(DAE)、国立食糧保健研究所の役員、消費者や事業家フォーラム代表者らが出席した。

参加者の多くは食品の販売において有害な保存料が使用されていることに強い不満を表した。

BSTIの職員は過去9か月間で食品安全違反者33人を投獄し、千ケース以上の食品を押収したというデータを示した。また食料保健研究所所長は昨年行った検査で、27品目に有害な残留農薬を検出したと発表した。

食品の粗悪化が至る所で広がっているため、危険な食品に対しての活動は続けなけらばならないとバドゥルドーザ大臣補佐はいう。

バングラデシュレストランオーナー委員会M レザウル カリム ロビン(M Rezaul Karim Sarker Robin)事務局長は、既に全県支部に宛てて文書を送り、ラマダン中の営業はイフター(日没後に食べる夕食)の販売を控えるよう要請したと発表した。

The Daily Star May 27 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/drive-against-unsafe-food-go-1229992