牛、羊肉の価格を固定

南ダッカ市は昨日、来るべきラマダンに備え、良質な牛肉価格を1キロあたり420Tk(約592円)、羊肉価格を1キロあたり570Tk(約803円)に固定した。バッファロー肉はキロ400Tk(約563円)、仔羊肉はキロ470Tk(約662円)とした。

ナガル ババン(Nagar Bhaban)で行われた様々なビジネス団体との会合の中で、南ダッカのサイード ココン(Sayeed Khokon)市長は価格を固定し、良質な牛肉はキロ420Tkで販売しなければならないと伝えた。

ココン市長によるとラマダンの1日目から26日目まで価格は変動しないという。

ラマダン中には移動裁判を行い、南ダッカ市内の粗悪食品を取り締まる。

粗悪食品や果物への農薬使用の関与が確認された者には、市自治体が措置を講じると市長は警告した。店側は南ダッカ市の定めた価格に従わなけばならない。

「南ダッカ市では、1日に4千頭以上の牛や羊を安全に処理できる2軒の食肉加工場の設置を計画しています」
食肉販売者からの加工場増加要請に対し、ココン市長は回答した。

またココン市長はパン屋に対し、商品に製造日と賞味期限を表示するよう要請した。

バングラデシュ食肉販売者協会ラビウル アラム(Rabiul Alam)事務局長によると、現在南ダッカ市内に存在する4ヶ所の食肉処理場はとても状態が悪いという。

アラム氏はココン市長に対し、処理場の利便性をよくするとともに、動物の解体作業を適切に監視する獣医を増員するよう求めた。

The Daily Star May 27 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/beef-mutton-prices-fixed-ramadan-1229965