英国のデヴィッド キャメロン首相は27日、バングラデシュの"成功物語"に英国が参加するとの意向を示した。
キャメロン首相はG7アウトリーチ会合において、バングラデシュのシェイク ハシナ首相と会談を行った。
「英国首相はハシナ首相に、バングラデシュの成功物語に加わりたいと話しました」
会談後、M シャヒドゥル ホク(M Shahidul Huq)外務省秘書官が報道発表した。
ホク秘書官によると、両首相は様々な二国間問題や国際問題について協議し、協働する方向で合意したという。
会談は2国間の貿易・投資問題の協議が大部分を占めた。またキャメロン首相はバングラデシュの開発モデルを高く評価した。
「会談の初めにハシナ首相は、バングラデシュの成功実績と7.05%の経済成長を成し得た背景を語りました」
キャメロン首相は航空機の安全問題のバングラデシュとの共同取り組みについて、満足の意を表した。
ホク秘書官によると、キャメロン首相は英国の欧州連合(EU)脱退についてハシナ首相に意見を求めたという。
「これに対しハシナ首相は、この集約と国際化の時代、英国はEUに留まるのが望ましいと答えました。またこの問題には多くの人々の運命が絡んでいるため、英国は慎重に考えるべきだと話しました」
ハシナ首相はキャメロン首相に、EUの一員であることが英国経済に恩恵をもたらしていると伝えた。さらにバングラデシュ出身の英国議員3名や英国在住バングラデシュ人らもEU残留を望んでいると指摘した。
英国はバングラデシュ製品の最大輸出先の一つだ。
The Daily Star May 28 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/be-more-generous-poor-nations-1230565
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