女性児童問題省に予算増

政府は2016-17会計年度予算案で女性・児童問題省の予算配分を約28%増加した。女性の地位向上や児童の身体的・精神的発達が狙いだ。

1日に議会提出された予算案は、同省への予算配分を215億Tk(291億円)とした。前年度予算配分は168億Tk(227億円)だった。

女性の経済活動への参加を増やすための職業訓練、少額融資の提供、寄宿舎付訓練センター、情報センターの設置、子ども向けデイケアセンターの運営といった計画を実施に予算が使われる。

AMA ムヒト財務大臣は予算提出に際し、女性へ適切な労働環境を用意するとともに、安全を保障していくと話した。

「これらの試みの中で注目すべきは、ダッカなど各都市に建設予定の働く女性向けの寄宿舎、女性への圧力を防ぐための分野横断的プログラムの実施、7管区の医科大学病院に設置予定のDNA検査用研究所です」

ムヒト大臣によると、職業訓練の実施や少額融資、プライオリティの提供、"ジョイータ"の拡大といった計画を継続し、技術向上の幅を広げながら独立機会を増やしていくという。

政府は子どもの身体的・精神的発達にも力を入れていくムヒト大臣はいう。

「6ヶ所の子ども発達センターを管区単位で運営し、貧しい子どもや孤児、ストリートチルドレンの心と体の発達を守ります」

Prothom Alo June 02 2016
http://en.prothom-alo.com/economy/news/106681/Women-and-Children-Affairs-Ministry-gets-greate