VAT制度の改訂を(前)

VAT制度の改訂を(前)
バングラデシュ商工会議連盟(FBCCI)は昨日、VAT制度をわかりやすく企業に優しいものにするため、目的小売業や中小・零細企業への付加価値税(VAT)に関する政府予算案の改訂を要求した。だ。

FBCCIは小売店や小規模店舗に対する0.5%の一括税や、360万タカ(486万円)~1500万タカ(2025万円)の収入帯に属する企業に賦課される3%の所得税の改正を要請した。

さらにFBCCIは税金の還付を受けられない製造業やサービス業では、26.67%の付加価値に対し、15%のVATを賦課するべきだとした。これにより、最終的に4%の税率となる。

同様に、電子レジスターや販売時点情報管理システムを使う企業には13.33%の付加価値に対し、15%のVATを設定するべきだとした。結果的にこれらの企業には2%の所得税が課されることとなる。

「提案内容が実施されなければ、VAT制度や中小企業の工業化は衰退するでしょう」
FBCCIはいう。

エネルギーや電力、その他の物理的インフラに関する計画が適切に実施されれば、投資や工業化、雇用のプロセスも間違いなく加速する。FBCCIのアブドゥル マトルブ アーマド会長はいう。

「さらに我々は政府に対し、これらの計画を官民パートナーシップで行うよう要請しています」
国営の電力会社を官民共同運営に移行するよう呼びかけた。

政府は衣料品部門の法人税を現行の35%から20%まで引き下げる提案を行ったが、我々が提案する法人税の10%への引き下げを行わないと、衣料品部門には新しい投資がされなくなるとFBCCIは主張する。

The Daily Star June 12 2016
http://www.thedailystar.net/business/rewrite-vat-rules-retailers-small-businesses-fbcci-1238329