国連によると、バングラデシュは昨年、製造業分野で大きな投資を取得したため、22億ドルという過去最高の外国直接投資(FDI)を受け取った。
FDI額は2014年に比べて44.1%高かった。国連貿易開発会議の世界投資報告書2016(UNCTAD)は示す。
バングラデシュはパキスタン、スリランカ、ネパールより多いが、2015年、世界で10番目に大きなFDI受領国だったインドには遅れを取った。インドのFDIは440億ドルだ。
パキスタン、スリランカへのFDI流入額はそれぞれ8.65億ドル、6.81億ドルへと減少した。ネパールのFDI流入額は74%増の5100万ドルだった。
報告書によると、バングラデシュでは繊維・衣服産業や発電産業のFDIは力強い。
流量の増加にもかかわらず、バングラデシュのFDI受領額は、国内総生産(GDP)の1%以下のままだ。
外国投資では再投資シェアが上昇している。これは外国人投資家が利益を国外へ送金するよりむしろバングラデシュに投資していると見ることができる。良い兆候だが、潜在的な新規投資家のシェアは減少している。
土曜日、政策対話センターのコンドカル ゴラム モアゼム(Moazzem)副調査部長が話してくれた。
今年4月、世界銀行ダッカ事務所の著名な経済学者ザヒド フセイン(Hussain)氏は、新規投資は株式ではないと話した。
これはバングラデシュの投資シナリオにおいて重大な変化がなかったからだ。新規投資を阻害してきた基本的な障壁は、電力部門は別として、目に見える改善が見られない。道路や高速道路、港湾、土地に問題は同じままだ。
バングラデシュのFDI流出額は、昨年の4400万ドルからわずかに上昇して4600万ドルとなった。
The Daily Star June 22 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/record-22b-fdi-came-last-year-1243486
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