シティグループの慈善団体シティ基金は、バングラデシュの小規模起業家(マイクロアントレプレナー)を推進する継続的な活動の一環として、"シティ小規模起業家賞2016"を開催する。
賞の目的はコミュニティ経済を向上させ、より大きな機会を生み出す地元の小規模起業家にスポットを当てることだ。同賞諮問委員会のワヒドゥディン マームード議長が記者会見で話した。
今年は新たに最優秀若手起業家部門が加えられた。また小規模金融(マイクロクレジット)を提供する銀行や金融機関も機関部門に応募できるようになった。
マームード議長は、零細・小規模のあらゆる企業は次第に成長していくべきだという。
「多くの国で見られるような、消えた中産階級(ミッシング・ミドル)があってはなりません」
2005年から始まった賞は6部門の表彰を行い、小規模起業を促進する。シティ基金からの援助金10万ドル(780万タカ、1042万円)は、賞金や賞の運営に使われる。
授賞式は2月に開催され、受賞者には10万～45万タカ(13.3万～59.9万円)の賞金が与えられる。
最優秀起業家は賞金45万タカ(58万3857円)が、最優秀女性起業家、最優秀農業起業家、最優秀若手起業家にはそれぞれ35万タカ(46.6万円)が与えられる。
各部門2位には賞金15万タカ(20万円)、3位には10万タカが与えられる。
シティ小規模起業家賞2016はシティ基金の後援を受け、シティバンクNA・バングラデシュと国内パートナーのサジダ基金、戦略パートナーの信用開発フォーラム(CDF)が共同開催する。
デイリースターとチャンネルiはメディアパートナーとして参加し、パリ・カルマサハヤック基金と小規模金融規制委員会が技術協力を行う。
The Daily Star June 23 2016
http://www.thedailystar.net/business/citi-launches-2016-awards-small-entrepreneurs-1244116
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