女たちの経済自立

女たちの経済自立
クルナ管区ジェナイダ(Jhenidah)県カリガンジ(Kaliganj)郡ネアモットプール(Neamotpur)ユニオンを流れるチトラ(Chitra)川。女性たちはこの川を通るシリシュカット運河で魚を養殖し、良い収入を得る。

バラカンダ(Balakanda)村に住む43人の女性はドエルとコエルという2つの漁業共同組合を作り、毎週出資する。2012年の会合でこれを決めた。

女性たちは運河両岸にある茂みをきれいにして魚を放流した。魚に給餌し、世話をし、監視し、収穫する。2013年は予想以上の儲けが出た。2014年はおよそ5万タカ(6.66万円)稼ぎだし、2015年は10万タカ(13.3万円)になった。2016年、女性たちは既に15万タカ(20万円)を稼いだ。

2つの組合の貯金額は現在数10万タカになる。

特派員は現地を訪れ、ドエルの組合長ハズラ カトゥンさんに話を聞いた。4年前、カリガンジの女性問題局や日本の非政府組織(NGO)の活動支援を受け、養殖を始めた。彼女たちは今幸せで、お金に困らない生活を送っているという。

コエルの組合長アジザ ベグムさんは、放置されていた運河をきれいにして魚の養殖を始めたのだという。彼女たちは家事を全て終えた後、交代で魚の養殖を行っている。

ネアモットプール村のミロン ホサインさんは、魚の養殖はこの地区の女性たちにとって良いアイディアだという。養殖を続けていけば将来もっと良くなるだろう。

ネアモットプール郡のサゼドゥル ホク リトン議員は彼女たちの行動を称賛した。女性たちは自立しており、VGD(弱者開発)カードやVGF(弱者食糧支援)カードを頼みにしない。

カリガンジ郡女性問題局のカンダカール スリファ アクタール氏は度々バラカンダ村を訪れ、養殖の支援を行うという。

The Daily Star June 24 2016
http://www.thedailystar.net/country/canal-fish-farming-winner-jhenidah-women-1244833