彼らは週2回、学校へ行って農業を学ぶ。卒業すればこれまでと同じ農作業をもっと賢くできるだろう。
クルナ管区クシュティア(Kushtia)県農業普及局(AED)は昨年から、農家が多いミルプール(Mirpur)郡で6つの農民学校の運営を始めた。
学校では最終的に生産性向上に結びつけようと、農業研修や技術的知識を提供している。
現在まで600人の生徒が卒業し、今月末、さらに300人が卒業する見込みだ。
学校は毎週木曜日と土曜日、3人のファシリテーターと定期的に派遣される農業普及局の職員が授業を行う。
AEDによると、授業内容は農作物や家庭農園の園芸技術、家畜家禽の飼育、漁業、栄養学、その他社会的問題について行われる。
学校で得た知識は非常に有益だった。ミルプールのバルイパラ(Baruipara)の農家プレム クマーさんはいう。
「私は有機栽培の田んぼや菜園で、害虫と闘う方法を知りました」
A woman shows farming tools to visitors. Photo: Amanur Aman
ビバグ(Bibhag)の農家マーフザ カトゥンさんはカボチャの受粉など、家庭農園で役立つ園芸技術を学んだという。
AEDによると、郡内全ての農家をカバーするため、6つの農民学校を設置したのだという。
5ヶ月間の講習コースは一度に25人の農家が参加する。各家庭の代表1人か2人が授業を受けることができる。
農家はグループ学習に参加し、農家固有の知識を深める。農業生態学や農業の慣習、生産性の増加、殺虫剤の使用量減少、持続可能性などについて議論を行う。
担当者によると、農家は最新技術を用いた農業のノウハウを授けられるという。
The Daily Star June 28 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/school-farmers-1246798
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