国内電子取引マーケット"ajkerdeal.com"は日本のイノテック社から1億タカ(1.3億円)の投資を受け、サービス提供を加速させる。
昨日ダッカ(Dhaka)で行われた記者会見で、ajkerdeal.comのファヒム マシュロール共同創設者兼最高経営責任者(CEO)が明らかにした。
「国内の電子取引部門では過去最大の投資規模だと確信しています」
投資はフェノックス・ベンチャーキャピタルを通して行われる。ajkerdeal.comの役員は、投資はサービス提供の速度向上に使われるという。
「商品配送にいくらかの漏れがあり、私たちはこのプロセスを高速化しようとしています。同時にサイトや商品の改善を行っていく予定です」
とマシュロール氏。
会見後、イノテックの小野俊彦社長はデイリースターに、バングラデシュでは電子取引などの電子サービス市場が発生しつつあると話してくれた。
「だから私たちはここに投資をするためにやってきました。投資のリターンがよければ、さらなる試みを検討するでしょう」
フェノックスのグローバルパートナー、シャメーム アーサン氏は、ajkerdeal.comはフェノックスの広大な世界ネットワークに乗ることで国際競争に身を置き、バングラデシュ以外でも存在感を発揮していくだろうと話した。
ajkerdeal.comは2011年に立ち上げられ、今では2千人の商人がこのサイトを通して製品やサービスを販売する。ユーザー数は100万人だ。
現在サイト上に30万商品が掲載され、1日1500~2000件の注文が入る。
会見にはフェノックスのアブル ヌルッザマン共同経営者も出席した。
The Daily Star June 28 2016
http://www.thedailystar.net/business/local-e-commerce-site-gets-over-tk-10cr-japanese-firm-1246840
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