ベンガル湾ガス探査協定

国有企業バングラデシュ石油探査製造会社(Bapex)とオーストラリア石油会社サントスは月曜日、ジョイントベンチャーを立ち上げ、ベンガル湾にあるマグナマガス田でガス探査をする協定を結んだ。

数年前に発見されたこのガス田は海上国境であるベンガル湾第16ブロックに位置している。双方は調印したのち、これを"拘束提供条項"と呼んだ。

サントスはケルンエネルギーからマグナマガス田を取得した。ケルンエネルギーは2007-08年、このガス田に探査用の井戸を掘った。2010年には213キロに及ぶ三次元地震探査を行った。ガス田を引き継いだサントスはBapexとの協定に基づき、採掘に乗り出していた。

産出共有条項(PSC)によると、Bapexには49%、サントスには51%の持分が与えられる。両社とも来年1月の初採掘を目指している。

Bapexがサントスと共同でマグナマガス田で作業を始めれば、Bapexにとって初の沖合の作業となる。Bapexは沿岸部の探査や製造の指揮経験は豊富だが、沖合の経験はない。

拘束条項に調印したが、さらに別条項に調印し、複数の省による必要審査の完了を待ってから、協定を完全に有効にする必要がある。Bapexのムド アティクザマン社長は話した。

アティクザマン氏によると、Bapexの親組織であるペトロバングラはすでに協定を承認したという。

サントスのバングラデシュ担当マームドゥル カリム氏は、拘束条項により、両社が来年1月に計画する採掘の準備作業を行えると期待を示す。

カリム氏によると、採掘作業に入る前の採掘艤装やその他サービスの準備に7~8ヶ月かかるという。

Prothom Alo June 27 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/109923/Deal-with-Santos-for-gas-exploration-in-Bay