イフタールの新名所(前)

イフタールの新名所(前)
ダッカのイフタールの風景が過去10年で変わってきた。市が北側に拡大したことで、料理の範囲が拡大した。今では誰もが世界の料理の幅広い品目から選択できる。より健康的な選択をすることで、伝統的な揚げもの料理への熱狂は、これまでになく冷めてきた。

ダッカのほぼすべての食料品店がイフタール料理を提供するが、一部地域がイフタール料理の中心地となり有名になった。

ベイリー(BAILEY)ロード伝説

古い遺産と急速な近代化をつなぐこの重要な大通りは、ダッカの芸術と文化の中核であると同時に、盛況な食事風景を見せる通りだ。ラマダンが始まるとより活気づく。

道路沿いを散策すればイフタール直前の騒がしい話し声を耳にするだろう。伝統的なベイリー ハット(Baily Hut)でとてもおいしい食品を購入することが好きな人もいれば、近所で友人とたむろするのを好み、新しいレストランのうちの1つで断食を中断する人もいる。

ナワビ ボジ(Voj)レストランのシーク ケバブの炭火焼きの煙り、ママ ピヤジュの新鮮なフライドポテトの香り、食欲をそそる特徴的な雰囲気でよだれが出そうになる。

アザーン(礼拝の呼びかけ)の直前、どんなレストランでも礼拝場所を見つけようとする人がいる一方、残り僅かなイフタールショッピングを楽しもうとする客は、あちこち動ぎ回る。
And City Super Market in Khilgaon. The photos were taken yesterday. Photo:Star

And City Super Market in Khilgaon. The photos were taken yesterday. Photo:Star

タルトラ(TALTOLA) 

食事場所として新たに台頭してきたこの場所は、ベイリーロードの十年にわたる王座を脅かしている。ベイリーロードをそぞろ歩き、歩道でおしゃべりしていた十代の若者は、タルトラに忠誠を切り替えた。市内の食品愛好家もたちまち魅了され、おいしい食べ物に使う予算をタルトラに振り分けるようになった。

The Daily Star June 29 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/iftar-shopping-break-1247257