理想の学校とは(後)

チャンドプール(Chandpur)のカリシャドゥリ小学校5年生リディタさんは、学校には境界壁がないため、たびたびマナーの悪い少年たちからヤジが飛んでくるという。

アダルシャ シシュ小学校5年生マルジャン タスニムさんは、学校では1つのベンチに3人が座らなけらばならないという。
「歌やダンス、詩の朗読を学ぶ文化部も必要です」

「私たちの学校にはマルチメディア室がありません。そういう施設があれば、科学の難しい授業も簡単に学べると思います」
ピロジプール(Pirojpur)パルパラ小学校に通うディバ デブナスさんはいう。


教師がちゃんとクラスを見てくれない話す児童たちもいた。教師は少し授業をしただけで、教室を離れてしまうのだ。 

メヘルプール(Meherpur)にあるガラドペ小学校のトリファ ナズミナ校長は、1年生と2年生には伝統的なやり方で教えてはいけないと話す。

初等教育省のアブ アラム モハマド シャヒド カーン前次官は、教師たちは教室で授業を行うだけでなく、児童が大きな夢を抱くよう啓発し、その夢を実現する手助けを行っていくべきだと話した。

同省のアクラム アル ホサイン次官補は、政府は来月から奨学金対象者をを780万人から1300万人に増やすと話した。

モスタフィズル ラーマン初等教育大臣は開会式で、教育部門は特に在籍者や男女平等で変化があったが、さらなる変化が必要であると話した。
「全員が率先して動けば、良質な教育が可能となるでしょう」


初等・成人教育省議会付き委員会のモタハル ホサイン議長、同省のフマユン カリド次官、初等教育理事会のモハマド アラムギル理事長も演説を行った。

The Daiy Star June 30 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/fun-love-care-make-dream-school-1247950