日産は英国の賃金交渉を延期

[Financial Express][ロンドン15日ロイター]英国最大の自動車工場を経営する日産自動車は、ブレクシトの条件が明確になるまで、同国のスタッフとの賃金交渉の開始を延期した。

ロンドンとブリュッセルは来月までに契約を結ぶことを望んでいるが、自動車メーカーは、シャットダウン期間の変更、部品の備蓄、欧州連合(EU)の認証モデルなど、契約不足のための緊急時計画を開始した。

自動車メーカーは、一般的にスタッフと2年間の賃金契約を結んでいる。日産は今秋、労働者と交渉を開始する予定だった。

「当社の従業員代表との合意により、英国の工場および技術センターにおける2019/2020年の賃金交渉は、将来のビジネス見通しがより明確になった2019年に開始される」と広報担当者は述べた。

昨年のサンダーランド工場で、英国の167万台の新車のうち3分の1を建設した同社は、今月、ブレクシトが英国の業界に「深刻な影響を与える」と警告した。

英国が3月29日の欧州連合(EU)との合意に達することができなければ、港湾と自動車道の停滞が部品や完成車の動きを遅らせ、生産量を抑え、コストを増やす可能性があることを懸念している。

日産は、2016年に、ブレクシトが工場の競争力を打ち立てた場合、英国政府からの手紙を送ったとの情報があった後、サンダーランドのサイトで2つの新型車を建設すると述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20181016
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/nissan-delays-uk-pay-talks-1539625617/?date=16-10-2018