ムスリム最大の宗教的祝祭イードアルフィトルを数日後に控え、ピロジプール(Pirojpur)県内の様々なショッピングセンターでは、お目当ての衣服を購入する多くの人が群がった。
「今降っている大雨も売り上げにはほとんど影響しません。雨が止み次第、衣服を買いに来ていただけるからです」
ピロジプールにあるイーサン衣料品店のムド ラジュ アーメド店長はいう。
数日前までは女性用衣服"スリーピース"の需要が高く、デザインの質やサイズに応じて1組900~7500タカ(1172~9768円)で販売されていたと店主たちはいう。
その後サリーが大きく売れ、ワンピースは最高3500タカ(4558円)で販売されたという。
ジーンズやパンジャビも男の子向けに大きな需要があった。
「売り上げは好調です。若いお客様はさまざまなスタイルのジーンズやパンジャビを選んで行かれます。シャツを買われるお客様もいました」
店主のマハタブ ウディンさんは言う。
ジーンズは1着400~3200タカ(521~4168円)、パンジャビは1着900~3,000タカ(1172~3907円)で販売されているという。
「私はパンジャビを買いに来ました。2日前にはジーンズも買いに来ています」
買い物客のカムルル イスラムさんは話す。
パンジャビを選ぶために再び町に来たのだという。
市場の買い物客の多くは女性だ。彼女たちは自分自身や家族のため、イード・ショッピングに来る。
「私は既にイード・ショッピングのほとんどを済ませています。今日は別の物を少しばかり買いに来ました」
買い物客のスルタナさんは言う。
化粧品店の繁盛ぶりも顕著だ。
女性たちは化粧品店や装飾品を買い、メヘンディ(肌に模様を描く)を施す。
店主たちはイードの前夜に当たるチャンドラートまではイードショッピングが続くと見込んでいる。
The Daily Star July 05 2016
http://www.thedailystar.net/country/shopping-gets-momentum-pirojpur-eid-nears-1250239
翻訳:ハセガワ
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