【Financial Express】政府は5つの開発プロジェクトを実施するため、日本の40回目の融資パッケージでかなり資金を受け取ることにした。
プロジェクトには新たな地下鉄路線の建設を目指すものが含まれると、担当者は述べた。
実施機関がローンの受取りを決定した日、政府はダッカで開かれた経済関係局(ERD)と省庁間会合を開き、問題について議論した。
「政府開発援助(ODA)パッケージは12億ドル(1332億円)を超える可能性があります。来月の交渉後、5件のプロジェクトの詳細を検討することで資金調達額を確定します」
ERDの担当者は述べた。
バングラデシュ政府は、日本国際協力機構(JICA)の第40回ODAパッケージの下、空港からカマラプール(Kamalapur)までのMRT1号線を含む5つの開発プロジェクトを実施する。
「我々はJICAから融資を受けることを決定しました。JICAにローンパッケージ進めて行くよう通知するでしょう」
「来年2月までに第40回ODAパッケージが契約されることを期待しています」
匿名を条件にERDの上級担当者が述べた。
MRTライン1号線は空港ークヒクヘット(Khilkhet)ーナトゥン・バザール(Natun Bazar)ーバッダ(Badda)ーマリバグ(Malibagh)ーカマラプールを結び、ジャムナ未来公園ーバシュンダラーパーバチャルからの路線と接続する。
JICAはコックスバザール(Cox Bazar)のマタルバリ(Matarbari)港や、マタルバリ石炭火力発電所の開発に必要な資金提供も行う。
また、現在進行中の海外直接投資プロジェクト(II)や、省エネ・保全促進資金調達プロジェクト(フェーズ2)にも融資する予定だ。
政府は現在、JICAの資金援助を受けて、ウッタラ(Uttara)からモティジール(Motijheel)までのMRTライン6号線を建設中だ。
ダッカの道路混雑が深刻なことから、日本政府はMRTライン1号線建設プロジェクトの資金調達を請け負った。
バングラデシュ政府はすでに空港ーカマラプール間のMRTライン1号線の詳細設計を開始した。
運輸省(MoRT&B)の担当者は、MRTライン1号線の詳細設計を準備するため、国営DMTCLが70.9億タカ(93.7億円)のプロジェクトを策定したと述べた。
JICAはメトロレール1号線の詳細設計を実施するため、40.5億タカ(53.5億円)相当の資金を提供している。
担当者によると、27kmのメトロラインの詳細設計完了後、入札書類を準備するという。
ダッカ大量輸送株式会社の担当者は、MRTライン1号線の建設を始めるため、2021年までに国際入札を招請する計画を持っていると述べた。
マタルバリ港は国内最大で電力供給の柱となる石炭火力発電所を動かすため、主に輸入石炭を処理するために開発される。
Bangladesh News/Financial Express Nov 6 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/airport-kamalapur-metro-rail-among-five-jica-funded-projects-1541477494
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