[The Daily Star]米連邦準備理事会(FRB)が金利を堅調に保ち、12月の第4金利引き上げを見据えた金融引き締めスタンスを再確認した後、ユーロに対して16カ月ぶり高値に上昇した。
米国の中期選挙に続いて、財政刺激策は実施されない可能性が高いとの見通しを示した。
しかし、通貨は回復し、金曜日には、堅調な米国経済と金利の上昇を背景に、ほとんどの主要通貨を上回って回復した。
ソシエテジェネラルのFXストラテジストのキット・ジュケス氏は、「連邦準備制度理事会(FRB)は依然として労働市場の緊縮化を加速しており、貿易緊張は緩和されていないため、
CMEグループのフェドワトクフツールによると、連邦準備理事会(FRB)は12月に金利を引き上げると予想されており、貿易業者の期待は75.8%で、前日の71.1%と比較している。
安全保障資産と見なされるように貿易戦争の緊張が高まる傾向にあるドルの回復力は、オフショア・中国元を7ドルに押し上げており、ユーロ・スリップは1.13ドルに向かっている。
外国為替市場では、投資家の焦点は、米国と他の主要経済国の金融政策の相違にシフトしている。
金利が極端に低くなると予想される日本では、円はドルに対して5週間近く安値113.84円となり、過去10回の取引で1.7%低下した。
主要6大国との通貨を追跡しているドル指数は、金曜日に96.916と高値で取引され、10月31日に触れられた97.2の16ヶ月ピークから遠く離れていない。
ユーロは0.12%安の1.135ドルで取引された。
欧州委員会は、ローマが今後2年間で考えるよりもゆっくりとイタリア経済が成長し、政府が想定していたよりもはるかに大きな財政赤字につながるとの見通しを発表したため、
欧州連合(EU)とローマの間の財政赤字に対する懸念と、経済成長の減速懸念がユーロに引きずり込まれた。ユーロは過去6ヶ月間のドルに対して4.2%下落した。
Bangladesh News/The Daily Star 20181111
http://www.thedailystar.net/business/global-business/news/dollar-climbs-toward-16-month-high-1658728
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