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携帯電話利用者は、同一通信会社の加入者との通話中に発生した通話切断の補償が、間もなく受けられるようになる。
2回目以降の切断に対し、加入者に1分間の無料通話を補償するという通信規制委員会の指導内容を通信会社各社が拒んだ後、事態は進展した。
通話切断はたとえ先進諸国であろうと、どの無線ネットワークでも起こりうると各社はいう。
国際電気通信連合は3%の通話切断率まで許容できるものだとしており、過去6ヶ月間、各社の切断率は1%以下だった。ただし2月だけは1.05%に上昇した。
さらにどの通信パッケージにも1秒間や10秒間のパルスがあるため、通話が切断されたとしても1分間丸ごと補償は不公平であるというのだ。
だがバングラデシュ通信規制委員会(BTRC)のシャージャハン マームード議長が主宰した会合で、修正指導内容が通信会社6社に受諾された。
「規制委員会からはできるだけ早く補償を行うように言われましたが、先に解決すべき技術的な問題があるのです」
会合に出席したある通信会社の上級役員は言う。
指示内容に従う余裕があるのは、現時点では上位3社だけだ。
「これは私たちにとって何の収益にも繋がらないため、技術的問題の分類を終え、指導に従う余裕ができるまで待ちます」
この問題に関与するBTRCのある上級役員によると、同一通信会社内での切断に対する補償を確定でき次第、異なる通信会社間の切断にも対応しするという。
通話切断問題は2014年、グラミンフォンとバングラリンクが販促的な補償を導入して以来、規制委員会が注目していた。
各社幹部は以前、国内通信会社のサービス品質は通話切断の場合でさえ、近隣諸国の通信会社に比べてはるかに優れているとしていた。
The Daily Star July 20 2106
http://www.thedailystar.net/business/compensation-call-drops-within-same-network-1256314
翻訳:ハセガワ
#バングラデシュ #ニュース #携帯電話
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