海洋資源を利用しよう

海洋資源を利用しよう
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ダッカのクリシビッド(Krishibid)協会講堂で開かれた全国漁業ウィーク2016の開会式でシェイク・ハシナ首相は、海は漁業を含む巨大な資源の源で、今後5年以内にこれらの資源採取を始めるため、政府は率先して行動すると話した。
「さもないとチャンスを失う恐れがある。だから早く対策を講じようとしています」

インド、ミャンマーとの海上境界線訴訟の勝訴を引用しながら、バングラデシュは潜在的な漁業資源を持っており、その資源を採取する必要がある。だから政府は“青い経済(Blue Economy)”に重点を置いていると首相。

バングラデシュは深海資源を採取した経験がないので、この件で国際入札が行われ、4社が入札に参加したという。

また衛生状態を良好に保つため、輸出可能漁業商品を調べる措置が取られた一方、輸出可能製品の質と水準を維持するための研究所がダッカ(Dhaka)、チッタゴン(Chittagong)、クルナ(Khulna)に設置された。

以前首相は国内の魚生産の素晴らしい貢献に対し、5つの金メダルと15の銀メダルを20の個人や機関に授けた。金メダル獲得者は5万タカ(約6万8千円)の小切手を受け取り、銀メダル獲得者も3万タカ(約4万800円)の小切手を受け取った。

バングラデシュは現在淡水漁業生産では世界第4位だが、すべての関係者が河川、運河、湿地(beels)、くぼ地(haors)、水域の深さにもっと気を配れば、1位を勝ち取る可能性が大いにあると首相は指摘した。

首相は全国漁業ウィーク2016を記念し、ゴノ(Gono)ボボン(Bhaban)内の湖に稚魚を放流した。

漁業・畜産省のマクスドゥル(Maksudul)ハサン・カーン秘書官が歓迎のあいさつをし、同省のサイエドゥル・ホック大臣が講演した。

The Daily Star July 21 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/steps-extract-sea-resources-5yrs-1256872

翻訳:アラトモ

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