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ボリシャル(Barisal)県アガイルジャラ(Agailjhara)郡の5村の農家はこの雨季、アガイルジャラ運河の架橋工事の悪影響を受けている。運河の一部がせき止められ、作物や野菜が冠水被害を受けているのだ。
この1ヶ月、水がせき止められていることで、5万以上の人々が大変な目に遭っている。村人たちは訴える。
「冠水のせいでキンマ[1]農園は損害を受け、農作物は台無しになりました」
ジャブセン(Jabsen)村の農家ハレンドラ ナト バインさんはいう。
バインさんによるとジャブセン村、フッラスリー(Fullasree)村、ラングタ(Rangta)村、ラジハール(Rajihar)村、バカル(Bakal)村の5村が最も被害を受けているという。
「建設工事のせいで水がうまく流れず、溜まった水が家屋やキンマやパパイヤ農園に入り込んで、作物に被害を出しています」
バカルユニオンでキンマ栽培するニランジャン バイラギさんはいう。
Which has blocked a portion of the canal. Photos: Star
「私たちは約1220万タカ(1646万円)の予算で、1月からこの17メートルの架橋工事を始めました。ですが杭打ち工事を期限までに終えることができませんでした。計画では雨季前に杭打ち終えることになっていましたが、建設会社は杭打ち工事の開始を遅延しました。今、建設会社に冠水を何とかするよう指示しています」
アガイルジャラ地方行政技術局(LGED)のラジクマール ガイン副技師補佐はいう。
「豪雨の影響でいくつかの問題が発生し、杭打ち工事を終わらせることができませんでした」
契約を請け負った建設会社"サイフッディン・トレーダーズ"のラシドゥル イスラム社長はいう。
冠水を解消するため、流れがせき止められている地点にパイプラインを設置する。ラシドゥル社長は話した。
The Daily Star July 20 2016
http://www.thedailystar.net/city/waterlogging-damaging-crops-five-villages-1256419
[1]コショウ科コショウ属の蔓性の常緑多年草。健胃薬、去痰薬など、様々な方法で薬用される。(Wikipediaより抜粋)
翻訳:ハセガワ
#バングラデシュ #ニュース #冠水被害
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